左上段は脱毛用アレキサンドライトレーザーのハンドピースです。
日本で使用されている大半のレーザー装置は、このように発光部が皮膚から離れているために照射時に非常に強い光の乱反射が起こります。
したがって処置時には右上段のような保護眼鏡を施術者は装着する必要があります。
実際問題として、これを着けずには、まぶしくて施術できません。施術を受ける人は保護眼鏡ではなく写真のようなゴーグルを着けるのが一般的です。
写真下段はダイオードレーザーのハンドピース先端です。
発光部を皮膚に押しつけて照射しますから乱反射の起こりようがありません。とても強力は光ですから照射すると、写真の水色矢印の方角から見ても皮膚がポッと明るくなります。まぶしくはありません。(余談ですが、アレキサンドライトレーザーなどの非接触型の脱毛機では乱反射した光は当然ですが毛根には働きません。ダイオードレーザーはとても効率がよいといえます)
アレキサンドライトレーザーの波長は750nm、ダイオードレーザーは800nmで可視光線です。まぶしくない可視光線は目に危険な強さではないということですから、お客様には目を閉じていただくだけで問題ないのですが、発光のチェックなどで皮膚から離してスイッチをいれる場合もありますのでタオルで覆わせていただいております。(顔面の場合でまぶしいときには保護眼鏡を使用しています)
また、同じ脱毛機であってもヤグレーザーは1064nmという目に見えない波長ですから、どんなに強くてもまぶしくありません。したがって保護眼鏡は必須です。
P-NAINの場合ですが、上が施術者用の保護眼鏡、下がお客様が装着するゴーグルです。
P-NAINからの光はレーザーのような単一波長ではなく、700nm以下をカットした光線の集りです。すなわち、アレキサンドライトレーザーの波長である7500nmの光もダイオードレーザーの波長である800nmの光も混在していますので、このような専用の保護眼鏡が用意されています。
しかし、
P-NAINのような光脱毛機は、レーザー脱毛機と違って光源から離れるにしたがって単位面積あたりのエネルギーは距離の2乗に反比例して減弱します。
すなわち、レーザー脱毛機の場合は、たとえ1メートル離れていたとしても間違って光線を直視すると失明のおそれがありますが、光脱毛機の場合は、拡散減弱していますので目に届いた光線は失明させるほどのエネルギーはありません。
レーザー脱毛機に比べてとても安全であるといえます。
2005年10月25日