炎症後色素沈着に対するフォトリボーンの効果

炎症後色素沈着に対するフォトリボーンの効果

【虫刺され後】


虫刺されによって生じた足のスネ部分の炎症後色素沈着です。 約1年間このような状態だそうです。 色はそれほど濃くはありませんが皮膚の割と深いところにできていますので厄介です。 フォトリボーンを3回おこなって相当に薄くなってきました。 (外用薬・内服薬などの併用療法は全くおこなっていません)

【ヤケドの後遺症】


右頬の淡いシミが気になるという人です。 フォトフェイシャルを1回おこない効果はゼロでしたが副作用もありませんでした。 左写真は2001年10月3日に2回目の照射直前のものです。 標準的な出力でメーカーのマニュアルどおりに照射したのですが右写真のようにヤケドしてしまいました。



上段左はその4ヶ月後です。 典型的な炎症後色素沈着となってしまいました。 元々のシミが淡いものだっただけに御本人の悩みは深刻です。 2002年1月下旬にフォトリバースを照射してみたのですが効果はありませんでした。 フォトフェイシャルやフォトリバースのメーカーにも相談しましたが芳しい答えはありませんでした。 どうにかしたいという強い希望もあって、最弱モードでフォトリボーンをおこなってみました。 右写真は3回行なって6週間目です。


写真の条件が違うとはいえ、フォトリボーン4回で殆ど目立たなくなりました。

フォトフェイシャル、フォトリバース、フォトリボーン、これら3種類の光美顔機は どれもシミに効果がありますが、作用機序は若干異なります。

フォトリバースの波長は595ナノメートル、フォトフェイシャルの波長は 560~700ナノメートルくらいであるということが図より判ります。 もちろんこれらの波長域はメラニンによく反応するのですが、波長が短くなるほど (図の左にいくほど)皮膚透過性は落ちていきます。 すなわち皮膚表面のシミには反応するが深いところにあるシミには反応しなくなります。
フォトリボーンの場合には図で「P」と表示したようなプラズマ2次光を利用していて、 フォトリバースやフォトフェイシャルにない長い波長のものもありますし、 1次光であるレーザーは1064ナノメートルという深部到達度の高い波長です。
これらの働きで本例のような皮膚の深いところにできた炎症後色素沈着にも効果がみられたのではないかと 推測する次第です。詳しくはこちらを御覧ください。

文責者: 渋谷高橋医院 院長 高橋知之 (E-mail: Tomoyuki@Takahashi.MD)
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