永久脱毛について

私(Dr高橋)は、ピアッシングやピアス皮膚炎の治療で来院した皆さんと接しているうちにムダ毛に悩んでいる人が多いことを知り、以前から絶縁針による永久脱毛をおこなっていました。

脱毛したい場所の毛を少し伸ばしておいて毛の方向にそって毛孔に細い金属針を通して電気を流し、熱を発生させて毛包を焼灼するものですが、 狭い毛孔に細い針を正確に通すのは高度な技術が必要で大変な作業で、熟練したスタッフの育成が難しく頭を痛めておりました。
1997年の初めにアメリカでレーザー脱毛装置が開発されたことを知って問い合わせてみました。体験した人からの話を聞いたり写真を見せてもらったりした結果、 十分な効果が得られるのではないかと考えましたので同年9月よりロングパルスアレキサンドライトレーザー(LPIR)という機械を導入しました。

実際に使ってみて針脱毛と比較にならないほど成績が良かったので、ピアスの傍らですが真剣に取り組むようになりました。
最初の頃は試行錯誤の繰り返しでしたが、現在(2000年4月)までに延べ2万人以上の脱毛を経験し、 安全で効果的なシステムが(ほぼ)完成したといえるまでになりました。
これからの説明をお読みくだされば、レーザー脱毛の手技自体は非常に簡単であることが御理解いただけるはずです。 この1年間で医療機関はもとより、たくさんの非医療機関でもレーザー脱毛がおこなわれるようになりました。
そして、普及につれて宣伝どうりの効果が無い、ヤケドなどの合併症がおきたというような話題もマスコミに登場するようになりました。 医師の判断なくしてはトラブルがおきるという論調もあります。
医師の意見としては異端かもしれませんが、「同じ機械を同じ設定で使用すれば、医師であっても非医師であっても結果は同じです。 良い機械は高い効果と低い副作用をもたらしますが、悪い機械を使えば逆の結果となるでしょう」というのが私の見解です。
安全で効果的な脱毛システムが(ほぼ)完成したのを機会としてホームページを全面的に改定することにしました。
アクセスしていただいた皆様には、もちろん、この新しいページをお読みいただくわけですが、 古いページもそのまま残してありますので、もし時間がありましたら合わせてお読みください。 JPSグループとして、私たちがおこなっているシステムがどのように変わってきたかが御理解いただけるとおもいます。

用語豆知識: 脱毛という言葉の使い方に間違いがあります。
「レーザー脱毛は永久脱毛である」という表現は日本語として間違っているのです。 間違っていても定着していますので、このホームページも「永久脱毛について」というタイトルで始めました。 どのように間違っているかはこちらを御覧ください。
金属アレルギーのある人が針脱毛をおこなうと電流の作用でイオン化がおこり、発赤が消えないことがあります。 ピアス経験者の約20%はアレルギーがあるので針脱毛のあまり知られていない副作用をお示ししておきます。

(過去のページには、将来はレーザーが脱毛の主役になるであろうと書きました。そして、既に主役は入れ替わった感があります。 いまさら針脱毛に対する注意を喚起しても、ともおもうのですが、今だ針脱毛を受けていらっしゃる方もあるはずですので、 この写真を残しておきました)


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