スキンケア編Q9

Q:高橋医院さんでフォトフェイシャルを2回受けました。その後、Uターンしたので地元の病院で3回目を受けました。高橋医院での出力を話して26ジュールで照射してもらいました。でも顔全体を照射して照射数は58発でした。(数えていました) 高橋医院では1回目が105発、2回目が115発でしたから相当少ないです。おそるおそる先生に質問してみたところ「普通は50発前後です。多少のムラがあってもレーザーと違ってIPLは斜め外側に向かっても光が進んでいるからキツキツに照射しません。学会でもそのような意見が多いのですよ」とのことでした。高橋医院に比べて料金が2倍なので損をしたような気がするのですがどうでしょうか?

A:(画像はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)
フォトフェイシャルの照射口は34mmX8mmの長方形をして、光源は照射口から数cm上にあります。この34mm×8mmのスポットで重複照射にならず、また隙間なく照射するには顔の大きさにもよりますが100発弱が必要です。
多少のムラがあってもレーザーと違ってIPLは斜め外側に向かっても光が進んでいるから40〜50発程度で十分という意見の医師がいらっしゃることは承知しています。半数でよいということは単純計算では8mmの隙間をあけて照射していることになります。
(画像はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)
8mm弱の間隔をあけて照射した模式図です。照射面と皮膚表面は2mmあけるのが原則ですから、ムラなく照射できているとすると赤で示したような方向に光が出ていなくてはなりませんが、光源は紫の三角形の頂点よりも遥かに上方にあります。従って赤のような方向に光が出ていると考えるには無理があります。
(画像はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)
これは間隔をあけずに照射した模式図です。スポットの縁では光エネルギーは減弱するでしょうから、間隔をあけずに照射しても効果の乏しい部位が生じるおそれがあります。
大多数の医師の考えとは相反しますが、私はこの考えが正しいと信じています。
(画像はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)
この写真はフォトフェイシャルの3回目で生じたヤケドです。(2回目と全く同じ出力・同じ条件で照射したにも関らずこのようなヤケドを起こしてしまいました・・・)ヤケドはともかくとして顔全体で99発照射しています。額は平らですから大きなスポットサイズのフォトフェイシャルでも照射しやすい場所です。間隔をあけずに照射したにもかかわらずヤケドとヤケドの間に健常な部分が残っています。
この事実からしても、50発というのはあまりに少ないようにおもいます。

渋谷高橋医院 院長 高橋知之

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