ピアス編:トラブルについてQ20

Q:「ピアスで2人に1人が治療が必要な感染症 EU調査」というニュースを見ました。そんなに危険なのでしょうか?

A:昨日の毎日新聞記事には

「ピアスをした2人に1人が、治療が必要な感染症を起こしている」と、EUの執行機関である欧州委員会は17日、若者の間で流行しているボディーピアスや入れ墨の危険性についての調査結果を発表した。
同調査結果によると、02年末以降、EU諸国でピアスが原因で2人が死亡。今後、EUは新たな安全基準を作る予定」とありました。

欧米でボディピアスは耳タブへのピアッシングと同様に医療機関では行なわれていません。耳の場合には我国と同様に滅菌された使い捨てピアッサーが普及していますが、ボディピアスの場合は専門店でニードルを用いて行なわれているのが現状です。

ピアッサーを使用する限りピアスホールがどんなに化膿しても金属アレルギーになったり肉芽腫ができることはあっても死亡することはありません。
2名も死亡したという原因は器具の使いまわし、あるいは滅菌不良による肝炎やエイズなどの血液感染症によるものでしょう。専門家と称する店舗でも医療機関ではありませんからそのような事態もあるかもしれません。

我国では店舗でのピアッシングは違法とされていますがボディピアスの場合はアンダーグラウンド的に行なわれているのが実情です。そういう状況下では我国でも死亡事故がいつ起きても不思議ではありません。
ボディピアスも耳と同様に使い捨てピアッサーを使用すべきだというのが私の見解です。
現在のところはピアッサーでボディピアス対応は世界中でJPSの製品だけですので、ヨーロッパからも引き合いがあるそうです。普及を願ってやみません。

(画像はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)

ヨーロッパ向けの「鼻ピアッサー」

2003年7月16日
渋谷高橋医院 院長 高橋知之

問い合わせ:
info@jps.ac
03-5992-0760

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