脱毛編:トラブルについてQ14
Q:ロングパルスアレキサンドライトレーザーでワキの脱毛を受けています。アトピーで敏感肌のため弱い照射なのかもう15回目です。それでもまだ、まばらに生えています。まだしばらくかかると病院の人にも言われました。最初の説明では5,6回のような事を言っていたのに・・・。1度脱毛をした後にしこりのようなものが出来て、凄く痛くて1〜2週間直りませんでした。
そこのクリニックに行き先生に見てもらったのですが、原因はわからないと言われしばらく様子を見てくださいと言われました。
そのうち治ったので良かったのですが、その事があってから、回数が多すぎる事も含め不信感があります。
今は腕の脱毛がしたくて良いところを探しています。あるエステで使っているFP600+という機械は永久脱毛出来るのでしょうか?
広範囲出来て痛みも少なく医療用レーザーより良いと書いてありますが・・・。アレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーとそのエステで使っているものだったらどれが1番お勧めですか?
A:「FP600+」というのは、AMERICAN MEDICAL BIO CARE Inc.(詳細はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)にあるようにスウェーデンの会社が造っている光脱毛機です。性能に関してですが「ロングパルスアレキサンドライト」とを比較すると、「FP600+」のほうが劣ります。その理由は、「600+」というように、600nm以下の波長をカットするフィルターを使った光脱毛機ですから、逆に言えば、600nmより上の波長が出ているわけです。「+」はフィルターを通過する波長を意味しているのです。
一方、「ロングパルスアレキサンドライト」の波長は755nmです。ここで600nmから755nmの間の波長が問題となります。この波長(特に600台の波長)は光脱毛について(詳細はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)で書いたようにヤケドしやすいので使用するには問題なのです。
波長以外のスペックでは、「ロングパルスアレキサンドライト」のスポットは直径10mmの円形で非接触式、「FP600+」のスポットは9x35mmくらいの長方形で接触式です。宣伝どうり一度に広い面積を処理できそうに思われるかもしれませんが、前者は1秒に1発、後者は3秒に1発の照射間隔です。結局10分間とか20分間とかの間に処理できる面積はかわらないのです。
それよりも問題は、このような細長い接触式のハンドピースを口回りやヒジやヒザ周辺の起伏の激しい部位に使用すると、ガラス面のどこかが浮き上がりヤケドするということです。光脱毛であってもダイオードレーザーであっても接触式脱毛機を使用する際の基本的注意事項は同じです。ダイオードレーザーを用いた脱毛の基本手技(詳細はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)をお読みください。(先日、エステ用の脱毛機を調べにイタリアの展示会(詳細はパソコン版Q&Aページをご覧下さい)に行ってきました。ものすごくたくさんのヤグレーザーと光脱毛機があったのですが、そのなかでオプションとして9x9mmのハンドピースを用意している光脱毛機のメーカーがありました。こんな小さなものをどこに使うのかと質問したところ、「口回りですよ、狭いですからね」との答えでした。「おぬし、なかなかやるな」と関心したしだいです)
現時点では、やはり冷却装置のついたコヒレント社のダイオードに勝るものはないと確信しております。
2001年6月5日
渋谷高橋医院 院長 高橋知之
問い合わせ:
info@jps.ac
03-5992-0760
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