脱毛編:トラブルについて

脱毛編:トラブルについてQ13


Q:薬局で購入したステロイドの注意書には、広範囲または長期使用しないようにと書かれています。ステロイドは副作用が強いので使用してはいけないと何かで読んだこともありますが・・・。

A:渋谷高橋医院では「デキサンG」というような強力なステロイド軟膏をお出ししております。市販ステロイドはそれに比べて遥かに弱く、医師としてはもっと薬効の強いものが望ましいと考えておりますが処方箋なしで購入できないのが現状です。

市販ステロイドには確かに長期連用しないようにという趣旨の注意が書かれています。ここでいう長期連用というのは数ヶ月から数年を想定したものですので、光脱毛やレーザー脱毛後の1~2週間の塗布は「短期でかつ非連用」とお考えください。また「広範囲」というのは全身に近い患部を想定した説明です。

結局、「全身に近いような広範囲に何ヶ月も塗らないでください」という意味あいで、これはアトピー性皮膚炎などの慢性全身性疾患を想定したものです。私が調べたものの中には「患部をラップフィルムなどの通気性の悪いもので覆わないでください」という記載もありました。フィルムで覆うと薬剤効果が何倍にも上がりますのでこのように記載されているのですが、申しましたように市販されているステロイドの薬効は弱いですので、逆にラップでの被覆をおすすめいたします。(私はデキサンGでさえ被覆しております)

ただ、デキサンGであれ市販の弱いステロイドであれ、必ず使用しなければいけないというものではありません。渋谷高橋医院でも「ステロイド=悪」といった先入観を持っている人がときどきいらっしゃいます。ステロイド軟膏の短期使用は脱毛の副作用を軽減しますが、もともと副作用は一時的なものですので、使用しなくても長期的問題はありません。念のためステロイドは使いたくないという人にまで強要するものではありません。使用するかどうかはあくまで御本人の選択にお任せします。


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