P-NAINを用いたP-フェイシャルによるシミのケア


P-フェイシャルやフォトフェイシャルでは、C-IPLと呼ばれる有害な紫外線をカットした特殊な光をあててシミ、ソバカスをケアしていきます。
皮膚科医の中には、「ある程度の効果が見られるには5回程度の照射が必要」という医師もいますが、実際には2~3回で効果が現れてくる人もいれば、肝斑と呼ばれる頑固なシミには10回以上の照射を要することもしばしばです。

では、いわゆる病院で行なう「シミとりレーザー」と違って、フォトフェイシャル、P-フェイシャルはなぜ数回かかるのでしょうか?
答えは、「ダウンタイム」と呼ばれる言葉がキーワードになります。「ダウンタイム」とは、ある治療を行なって出来た傷やかさぶたが完全に治るまでの時間のことです。レーザーなどでは一度にシミをとる分、表面がずるむけになりかさぶたが残ります。
一方、P-フェイシャルでは、弱い光をあてて少しずつシミ、ソバカスを取り除いていくので「ダウンタイム」が無い、すなわち照射直後から普通にお化粧が出来るのです。
では、数回に分けてP-フェイシャルを受けている間、お肌の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか?

図(1)は、全く初めての照射前のお肌です。
「表皮」とよばれる、波打っている部分よりも上に濃淡のさまざまなシミ、ソバカスが見られます。一般的に光というものは黒いものに吸収されるという性質があります。
寒い冬に黒い服をきていると暖かいのと同じことです。

まず1回目の照射はごく弱いパワーで光を照射します。
すると図(1)の、特に濃いシミ、ソバカスのみが反応し、そこだけほんのりと軽いヤケドを起します。

数週間経過すると、図(2)のように、濃いシミ、ソバカスは薄くなります。
そこで、2回目の照射です。
今度は、1回目よりもパワーを上げますから、より薄いシミも反応して、最終的には図(3)のように、全てのシミが薄くなるということなのです。

せっかくシミが取れても、ケアが悪いとどんどんメラニン細胞がメラニン、すなわちシミ、ソバカスをつくってしまいます。
P-フェイシャル照射開始からは、しっかりとした化粧水やビタミンC誘導体ローションでシミを作らなくさせ、日中はしっかりとUVケアを行ないましょう。

また、上記の説明はシミ、ソバカスに限局した説明であり、P-フェイシャルによりお肌の張りをキープすることや、お肌のスベスベ感というものは、回数に関係なく照射毎に効果が現れます。
シミがある程度とれた後は、張りやキメをキープする為に担当者と相談してP-フェイシャルを施術する間隔を相談していきましょう。

文責: 東京渋谷高橋医院 高橋貴志



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